登録/更新年月日:2013(平成25)年4月17日 |
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【字義】 事象と関係の理論は、相互に関連のある「事象の理論」と「関係の理論」を1つにまとめていう時の表現。「事象の理論」は公理系で、事象(phenomenon)を論理(logic)、集合(set)、関係(relation)の観点から捉えようとする理論である。「関係の理論」も公理系で、さまざまな関係を説明・予測したり、関係の特徴や問題を解明したりするための理論である。 【説明】 この理論は、山本恒夫『事象と関係の理論』(筑波大学生涯学習学研究室、平成13(2001)年)に収められているので、ここではそれの誤字等を修正し、添付資料としてアップした。添付資料は、ファイル・サイズの制約があるため2分割してあり、「事象と関係の理論その1」が「事象の理論」と「関係の理論」で、「事象と関係の理論その2」が参考「関係計算の方法」となっている。 「事象の理論」の構成は、 第1章 事象について(第1節 事象の捉え方、第2節 方法と記号) 第2章 事象の構成と構造(第1節 事象の構成、第2節 事象の構造、第3節 定義) 第3章 事象の解明 一若干の定理― (第1節 事象の可能態、第2節 同型性、第3節 事象の変化) となっている。 また、「関係の理論」の構成は、 第1章 関係について(第1節 関係の理論の目的と関係の存在、第2節 記号論理学・集合論の関係の捉え方、第3節 関係計算法による関係の把握、第4節 方法と記号) 第2章 関係の構造・形態・構成(第1節 公理、第2節 定義) 第3章 若干の定理(第1節 基礎的な定理、第2節 関係の変化) となっている。 「事象の理論」の発展を図るためには、特定領域で「事象の理論」を解釈したモデル理論を構築する必要がある。それについては、すでに生涯学習研究領域で「生涯学習事象理論」を構築してある。 → 「生涯学習事象理論」 br> 添付資料:事象と関係の理論その1 |
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参考文献 添付資料の文中の註を参照。 |
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