登録/更新年月日:2006(平成18)年1月27日 |
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本県の生涯学習は、昭和59(1984)年3月、福岡県社会教育委員の会議建議「豊かな心を育て活力ある地域社会をつくる社会教育の振興方策について」において生涯学習の考え方が示され、本格的にその推進が図られるようになった。 同年4月には、本県の生涯学習・社会教育を推進する中心機関として「県立社会教育総合センター」が開所した。 昭和60(1985)年1月には、福岡県生涯教育推進会議が設置され、翌昭和61(1986)年6月、「福岡県21世紀へのプラン」が策定された。この中で、普及啓発事業「生涯学習フェア・ふくおか」の実施や生涯学習振興のための施策・事業の総合的推進が掲げられた。 その後、平成3(1991)年4月には、県行政の生涯学習推進体制の整備を図るため、県教育庁管理部に生涯学習振興課が設置されるとともに、同年8月には、「福岡県21世紀へのプラン第二次実施計画」が策定され、「生涯学習審議会」と「生涯学習推進本部」の設置など、生涯学習を推進する組織の整備が示された。 さらに、同年10月には、生涯学習の推進体制や当面する生涯学習の機会の整備等について調査検討を行う県教育長の私的諮問機関「福岡県生涯学習懇話会」が設置され、翌平成4(1992)年11月「福岡県における生涯学習の振興方策について」を提言した。この中で、「生涯学習審議会」「生涯学習推進本部」などの生涯学習推進組織・機構の整備をはじめ、当面する生涯学習のための課題についての具体的な振興方策が提示された。 そして、平成5(1993)年7月、生涯学習に資するための施策の総合的な推進に関する重要施策を調査審議する諮問機関「福岡県生涯学習審議会」が発足するとともに、「福岡県生涯学習推進本部」が設置された。 その後、県生涯学習審議会では、平成7(1995)年6月「21世紀を展望した福岡県における生涯学習の振興のための基本構想について」「社会人・職業人を対象としたリカレント教育の推進について」「地域の活性化を図るための生涯学習の振興方策について」をそれぞれ答申するとともに、平成10(1998)年3月には「生涯学習の振興のためのボランティア活動の促進について」審議のまとめを報告し、平成13(2001)年10月には「地方分権の進展や民間諸活動の活発化など新たな状況を踏まえた今後の生涯学習振興方策について」についても審議のまとめを報告した。 県生涯学習推進本部においても平成8(1996)年3月「福岡県生涯学習推進構想」を策定し、平成14(2002)年4月「第二次福岡県生涯学習推進構想」を策定している。 br> |
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参考文献 |
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