登録/更新年月日:2008(平成20)年12月31日 |
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(1)学習発表会の開催 毎年3月には、1年間のまとめとして学習発表会「食器の汚れは紙でふき取り、汚水をできるだけ流さないようにすれば川の水質は良くなる」を開催。調査報告だけでなく、子どもたちなりに考えた改善案や大人や地域への提言も出て、当日、出席の保護者やお世話になった講師先生、私たち会員も感心した。また学習がきっかけで当会に加入し、月1回の清掃活動に参加する子どもが毎年増えているのもうれしいことである。 (2)コーディネーターの役割 学社融合活動に取り組み4年、藍住北小学校4年生3クラス(91名)と担任教師、教師サポーター、校長先生と私たち当会の活動スタッフは随時活動評価をし、見直す企画会議を開催。その後、当会でスタッフ会議を開き毎回のプログラムを作成する。 自分たちでできないところは、日本野鳥の会、県立博物館の学芸員、藍住町国際交流協会、国土交通省徳島河川事務所、藍住町生活環境課、藍住町読書ネットワーク「よみっこ」などにお願いし、活動の充実を図っている。他団体との協働活動が豊かな活動を創り出す。 (3)広く広報すること 活動報告を地元のタウン誌「ネットワークあい」毎月1日発行に当会の活動報告をしている。そのような活動が定着して、地元ケーブルテレビの取材や徳島新聞などが当会を支援してくれるのも大きな力となっている。 (4)鳴門教育大学と連携 当会の活動を学びたいと平成19(2007)年度より、鳴門教育大学大学院生15名が学社融合の取り組みを研究。現地研修では子どもたちや協働いただく、日本野鳥の会スタッフといっしょにフィールドワークに関わっている。 (5)成果と今後の展開 <成果> ・生涯学習の視点をもった活動から会員相互が生き生きと成長している。 ・一人ではできないことが、関わる人たちの協力、協働により、豊かな活動となっている。 <課題> ・学校の活動は平日の授業でおこなうためスタッフが集まりにくい。 (仕事をもった会員がほとんどのため) ・過度の負担をかけないためにも人材づくりが必要 (会員が少しづつ役割を担って活動できる体制づくり) ・活動の継続と活動目標の共有 活動は関わる人に物語が生まれ、団体に地域に物語が生まれる。 これからも「住民活動・まちづくり・・・基本はいつも生涯学習」を忘れずに・・・取り組んでいきたいと思う。 br> |
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参考文献 |
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