登録/更新年月日:2006(平成18)年1月27日 |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
平成16(2004)年度の状況調査では、16ミリ映写機、スライド映写機、オーバーヘッドプロジェクタ、教材提示装置、ビデオプロジェクタ、大型ディスプレイ、電子情報ボード、テレビ受像器(一般TV)、地上デジタル対応テレビ、BSアナログ/デジタル放送受信システム、CS放送受信システム、カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ、デジタルビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、ビデオディスクプレーヤ、DVDプレーヤー、DVDレコーダー、テープレコーダー、ラジオカセットレコーダー、CDプレーヤー、MDプレーヤー/レコーダー、ICレコーダー、ビデオテープ編集装置、ノンリニア編集装置、ランゲージラボラトリ、テレビ会議システム、館内テレビ放送設備、コンピュータの30品目について、その保有率、平均保有台数、来館者等が利用できる設備・機器の状況、利用できる教職員の割合、そして利用頻度を調査した。 この状況調査によれば、社会教育施設においてもっとも保有率の高い視聴覚設備・機器はテレビ受像機であり、その保有率は社会教育施設全体で77.10%である。次いで保有率が高いのはコンピュータで67.01%である。以下、ビデオテープレコーダー(60.70%)、カメラ(57.09%)、CDプレーヤ(55.08%)と続く。近年、特に保有率の高まっている設備・機器はデジタルカメラとDVDプレーヤーで、前回調査時より10ポイント以上保有率が高くなっている。 視聴覚設備・機器の保有台数について、当該の設備・機器を保有している施設に限ってみてみると、最も保有台数の多い機器はコンピュータであり、その平均保有台数は社会教育施設全体で12.30台である。次いで保有台数が多いのはランゲージラボラトリで4.75台であるが、ランゲージラボラトリの保有率は社会教育施設全体で0.05%と非常に低い。以下、ビデオディスクプレーヤ(2.94台)、ビデオテープレコーダー(2.62台)、DVDプレーヤー(2.56台)と続く。近年、保有台数が増加傾向にある設備・機器は、デジタルカメラとDVD関連機器である。 視聴覚設備・機器のうち、来館者等が利用できる割合のもっとも高いものは、テレビ受像機であり、その割合は56.90%である。その他、コンピュータ(48.61%)、ビデオテープレコーダー(48.08%)、CDプレーヤー(43.96%)が外部に広く開放されているといえる。また、設備・機器を保有している施設に限ってみれば、平均して8.63台のコンピュータが来館者等に開放されている。 社会教育施設において、利用できる職員の割合が最も高い設備備品はコンピュータであり、保有施設の58.85%が職員全員が利用できるという現状である。50%以上の教員が利用できる設備備品はコンピュータの他に、ランゲージラボラトリ、デジタルカメラ、カメラ、テレビ受像機、ラジオカセットレコーダー、CDプレーヤーの7品目である。 最も利用頻度の高い設備備品はコンピュータであり、80.66%の施設が週に2度以上利用しているという現状である。ついで、利用頻度が高い設備備品は、ビデオディスクプレーヤ、電子情報ボード、テレビ受像機、大型ディスプレイ、CDプレーヤーであった。電子情報ボード、大型ディスプレイは、保有している施設は少ないが、保有している施設での利用率は高い。 br> |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
参考文献 ・文部省社会教育局『学校及び社会教育施設における視聴覚教育設備の状況調査 報告書』文部省、1972; 1977; 1981; 1984; 1987年 ・文部科学省初等中等教育局『学校における情報教育の実態等に関する調査』文部科学省、2003年 ・文部省生涯学習局『学校及び社会教育施設における視聴覚教育設備の状況調査 報告書』文部省、1990; 1993; 1996; 1999年 ・文部省生涯学習政策局『学校及び社会教育施設における視聴覚教育設備の状況調査 報告書』文部科学省、2002; 2005年 |
|||||||||||||
『生涯学習研究e事典』の使用にあたっては、必ず使用許諾条件をご参照ください。 |
|||||||||||||
Copyright(c)2005,日本生涯教育学会.Allrights reserved. |