登録/更新年月日:2008(平成20)年11月5日 |
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【沿革】 昭和50(1975)年に学校教育法の一部改正により、各種学校を母体に、それを発展させる形で創設された。大学・短大の設置抑制政策を背景に、専門課程が高校卒業者の進学受け皿として急速に拡大発展し、高等教育機関の一つとして重要な役割を担うに至っている。 専修学校は1条校とは別種の学校として制度化されたが、卒業生の進路をできるだけ制約しないようにとの観点から、逐次、1条学校との連携・接続を確保する施策が進められてきた。修業年限3年以上などの要件を満たしていると文部科学大臣が認めた高等専修学校の卒業生には大学入学資格が認められる(昭和60(1985)年)とともに、専門学校卒業生(修業年限2年以上,総授業時数1,700時間以上など)には大学への編入学資格が認められ(平成10(1998)年)、また、修業年限4年以上、総授業時数3,400時間以上などの要件を満たしたものについては大学院入学資格も付与される(平成17(2005)年)ようになっている。 また、専門学校教育の成果を評価し、社会的な認知を高めるため、卒業生への称号付与が有意義との観点から、修業年限2年以上、総授業時数1,700時間以上などの要件を満たすと文部科学大臣が認めた専門学校修了者に対しては「専門士」の称号(平成6(1994)年)が、さらに、修業年限4年以上、総授業時数3,400時間以上などの要件を満たしたと認められる専門学校卒業生には「高度専門士」の称号が付与される(平成17(2005)年)こととなった。 【現状】 平成20(2008)年5月現在、学校数は3,402校(うち私立が3,186と94%を占める)、生徒数は約65万7千人。うち専門学校については学校数が2,967校で、生徒数は58万3千人。生徒数を修業年限別に見れば、2年以上のものが54%、3年以上が32%、4年以上が8%などとなっているが、逐年、修業年限の長い学生のウエイトが増す傾向にある。男女別では、男44%に対して女56%とやや女性が多い。分野別には、医療関係(看護、理学・作業療法等)34%、文化・教養関係(デザイン、音楽等)19%、工業関係(情報処理、自動車整備等)14%、衛生関係(美容、調理等)13%などとなっている。 br> |
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参考文献 |
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