登録/更新年月日:2008(平成20)年12月31日 |
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【事業の概要】 大学コンソーシアム京都の事業の中心は、学生・高校生・教職員・京都市民(社会人)・行政や産業界に対する教育支援である。 まず学生支援として、加盟大学・短期大学の学生が、他大学が提供する正規科目を受講することができ、それが自大学で単位認定される「単位互換制度」がある。学生が在学中に自らの専攻と将来のキャリアに関連した就業体験を行うことができる「インターンシップ」が進められているほか、「京都国際学生映画祭」「芸術系大学作品展」や「京都学生アートオークション」など、京都という地域の文化特性に見合った事業が実施されている。 また「政策系大学・大学院研究交流大会」や「障がい学生支援事業」があるが、「障がい学生支援事業」は主にノートテイカー養成事業として営まれ、筆記通訳によって授業の様子を伝えるノートテイカーが育成されている。さらに大勢の学生が集う「京都学生祭典」をはじめ、「国際交流事業」などによって学生間の交流が図られており、留学生に対する支援や学生課外学習プログラムなどもある。 高校生支援としては、「京都の大学『学び』フォーラム」や「京都学生祭典」などの場をとおして、高等教育に対する理解を図ることが進められている。 教職員に対する支援としては、学生にとって必要な教育方法を開発することを目指すFD(ファカルティ・ディベロップメント)があり、「FDフォーラム」や「FDセミナー」が開催されているほか、「大学職員共同研修プログラム」「大学アドミニストレータ研修プログラム」「SDフォーラム」「職員のための大学セミナー」が行われ、いくつかの学術共同研究も進められている。 「高大連携」については、実践への学校支援とともに、高等学校の進路担当者との交流や教育フォーラムなどが実施される。京都高大連携研究協議会が開かれ、高大連携推進室が設けられたりしているのも教職員支援の一環である。 京都市民(社会人)に対する支援事業では、市民の生涯学習の場として「京(みやこ)カレッジ」が実施されているほか、「大学コンソーシアム京都スポーツクラブ」があり、社会人のための大学入学に関わる各種の情報提供や相談といった形でガイダンスが行われている。 行政や産業界の人々に対する支援ということで運営されている事業に、「インターンシップ」や「リエゾン・オフィス」がある。この「リエゾン・オフィス」は社会と大学のインターフェイス機能を強化するものであり、結果として「京都」の持つ独創的な価値と研究・教育の成果を社会還元することを目指しているのである。 br> |
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参考文献 ・『UNIVERSITY CONSORTIUM』(財団法人大学コンソーシアム京都会報)第1号〜第33号 ・『Information 2008』(財団法人大学コンソーシアム京都、2008年4月) ほか |
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