生涯学習研究e事典
 
登録/更新年月日:2006(平成18)年1月27日
 
 

ひょうごインターキャンパス (ひょうごいんたーきゃんぱす)

Hyogo Inter Campus
キーワード : 生涯学習のポータルサイト、横断検索、ステップアップモデル、オンラインギャラリー、学びの達人クラブ
今西幸蔵(いまにしこうぞう)
1.ひょうごインターキャンパスの定義、目的、システムの開発と設置
  
 
 
 
  【定義】
 兵庫県生涯学習情報ネットワークシステムの名称。ひょうごインターキャンパスは、県民のための生涯学習のポータルサイトとして位置づけられ、インターネットを活用した生涯学習情報システムとして、教育機関、民間企業や行政などの機関の共同参加のもとに運営されている。
【目的】
 兵庫県民の生涯学習支援として、県民の生涯学習と知的活動に対するニーズをふまえて、県内にある多種多様な学習資源を活用して、人々の生涯学習活動を推進するための援助となるような情報を提供したり、また県民や生涯学習関係機関が主体的に情報を受発信することが可能となるような生涯学習情報空間を提供することなどを目的としている。
【システムの開発と設置】
 兵庫県における生涯学習情報提供システムとしては、昭和62(1987)年に、県立嬉野台生涯教育センターに最初のシステムが設置されている。このシステムは、わが国の生涯学習情報提供システムとしては、群馬県のシステムとともに先駆的なものであった。
 その後、新しいシステムが開発され、平成10(1998)年に兵庫県で開催された第10回全国生涯学習フェスティバルにおいて公開実用実験を実施し、平成11(1999)年より運用を開始している。
 この新しいシステムが「ひょうごインターキャンパス」と称せられるもので、平成12(2000)年1月には、上記の嬉野台生涯教育センターにあった生涯学習情報提供システムを移行した。平成13(2001)年には文部省から「キャリア開発学習提供推進事業」が委嘱され、その成果として資格取得情報提供機能が充実されて110資格から629資格に増えている。さらに、平成16(2004)年4月にシステムの更新を行い、機能を充実している。
 システムの運営は兵庫県であるが、官民の多数の参画団体が共同して同システムを支えているのも特徴の一つである。平成17(2005)年10月現在の参画団体をみると、民間文化活動機関が33、民間カルチャーセンターが31、出版社やソフト制作会社が9、博物館や美術館などが26、大学や高等学校などの学校関係機関が76、専修学校や各種学校などの学校関係機関が32、通信放送教育事業者が16、市町が62、県関係機関が96、その他団体が65、総計446となっている。
 インターキャンパスでは、インターネットを活用して、講座・講習会、発表機会、イベント、施設、資格取得、学習指導者等の情報を網羅的に提供したり、学習者からの意見を情報発信できる。こうしたことを実現するためには、広範な関係機関とのネットワークの構築が必要であり、多数の関係機関が参画している。
 参画機関の各々には力量と責任において情報提供できることが求められるため、新しいシステムの開発に際して、次のような留意点が設けられている。
 1)統一的なインデックス情報とハイパーリンク
 2)行政、民間の枠を超えた幅広いネットワーク
 3)情報更新性の確保と発信情報の自己責任
 
 
 
  参考文献
・西谷美貴「兵庫県生涯学習情報提供ネットワークシステム『ひょうごインターキャンパス』について」(『生涯学習年報LINK』全国文化・学習情報提供機関ネットワーク協議会、平成15(2003)年)
・http://www.hyogo-intercampus.ne.jp/                                 
 
 
 
 
  



『生涯学習研究e事典』の使用にあたっては、必ず使用許諾条件をご参照ください。
<トップページへ戻る
 
       
Copyright(c)2005,日本生涯教育学会.Allrights reserved.