登録/更新年月日:2006(平成18)年12月9日 |
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【活用の問題点・課題】 1)学習の成果を生かす魅力的な活動の場が少ない 2)学習成果を就職、職業生活、転職等に生かす機会や仕組が少ない 3)学習成果を活用したい側と受けたい側の双方の要請を調整しミスマッチを防ぐシステムが不十分 4)地域活動やボランティア活動を社会全体で奨励する条件が不十分 5)学習成果の活用に関する情報が少ない 【活用の具体的方策】 学習の成果が様々な形で活用でき、生涯学習による生きがい追求が創造性豊かな社会の実現に結びつくようにするのが具体的方策である。 ●1)学習者個人の学習の成果を活用する機会や場の開発・提供 ア.学習者の知的欲求レベルを満たす学習機会の提供。 イ.資格・免許取得や研修等の成果を就職・昇任・転職・再就職等に生かすことの意義の普及・啓発と活用する制度の開発・導入。 ●2)学習の成果を地域の発展に生かす場の開発と活用するための組織化 ア.地域の様々な施設や関係機関・団体等での活用の場を開発し、活用のための「実行委員会」等の組織化。 イ.行政関係機関との協働により学習成果を「公共」の視点から活用する場の開発と組織化。 ウ.企画者や指導者として活用したい人々の組織化の促進と場の開発。 ●3)学習の成果を生かす機会や場についての情報提供・相談体制の整備 ア.どの施設が、どんな知識・技術レベルの人をどんな条件で求めているか、活用しやすいように情報提供。イ.人材バンク等人材登録データベースの整備(登録者の資格、指導歴等の実績を登録)。 ウ.活用の場や施設の登録データベースの整備(期間、内容、条件等)。 ●4)ボランティア活動に生かす ア.学習の成果をボランティア活動で生かす意義の啓発促進。 イ.ボランティア活動の新たな場の開発(学校、教育、福祉、観光、環境、安全、健康、スポーツ、まちづくり等幅広い開発)。 ウ.ボランティア活動のコーディネート能力の開発とシステムの整備。 br> |
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参考文献 ・千葉市教育委員会生涯学習振興課『千葉市の今後の生涯学習推進施策のあり方について(答申)』平成17(2005)年10月 ・秋田県生涯学習審議会『県民の学習成果を指導者等として生かす方策について(答申)』平成15(2003)年12月 |
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