登録/更新年月日:2006(平成18)年10月30日 |
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<全国民族芸能大会> 平成17(2005)年までに55回を数える全国民族芸能大会は、歴史の中で生まれ地域の人々の心によって育まれてきたものである。日本青年館のこけら落としとして、日本で始めて地域芸能を舞台で公開した「郷土舞踊と民謡の会」で、大正14(1925)年のことである。海外アーティストの招へい事業も行っている。 <結婚相談事業・Pisaの会> 昭和55(1980)年、若者の出会いのチャンスを応援しようと「結婚相談所」が開設された。会員制でデーターをもとに男女を紹介するマッチング事業である。ピサの会といっているが、Partners Introducing Service Agency (=Marriage Friendship Consultants)の略称である。パーティーもいろいろと工夫され、「結婚」という視点から考える「2006婚談フォーラム」を公開講座として開催した。 結婚と生き方の情報誌『W』(ダブル)を年間4回発行し、「全国結婚研究会議」を開催している。昭和61(1986)年度「結婚問題スペシャリスト講座」として始めた事業で、平成4(1992)年に「全国結婚研究会議」と名称を改め、毎年1回開催している。背景には農村結婚難や地域の少子化などがある。 <オーケストラ関連事業> 日本青年団の施設を活用して、オーケストラ活動を通じた青少年の育成に取組んでいる。現在全国65高校が加盟している。第6回全国高等学校オーケストラ・サマークリニックや第12回全国高等学校選抜オーケストラフェスタも、音楽を愛する仲間とネットワークを大きく広げる場となっている。 また、全日本高等学校選抜オーケストラ・オーストリア公演2006も、全国の音楽を愛する高校生により選抜オーケストラを結成し、オーストリアでコンサートと交流会を行うことを通じて、一人ひとりの音楽性の向上と国際性を涵養することを目的に実施してきた。全国28の学校から61名の参加者で構成されている。 高校選抜オーケストラの大学生版で、大学生を中心とした有志がオーケストラを結成し、オーストリアでコンサートを実施した。2度、北京公演も成功させている。32大学からの60名の参加者で構成されている。 <国際交流> 中国青年及び中国施設代表団の招へいについては、平成18(2006)年は日本青年協議会が中国との交流を始めて50周年という記念すべき年でもある(平成17年度『年次報告書』6頁〜17頁参照)。 <雑誌「青年」等の発行> 雑誌「青年」を大正12(1923)年1月から今日まで発行している。百万部近くも発行し、下村湖人が「次郎物語」を連載したのもこの雑誌であった。平成18(2006)度は文部科学省の補助金を得て、「若者問題特集」を2回発行、部数4000部で教育委員会、青少年関係団体、全国青年の家等に送付した。 <図書、資料センター> 日本で唯一、地域青年団の資料を当館の図書・資料センターとして大正14(1925)年に開館し今日まで広く公開してきた。この所蔵目録が30県分を完了しているが、不足している各県及び市町村の青年団資料の収集を行う予定である。 <調査研究> 自治体からの委託事業や省庁関連の委託事業―子ども未来財団委託研究―「地域における若者育成及び家族形成<生活・仕事・結婚>支援に関する調査」などを実施したりしている。 *本項目は(財)日本青年館総務部長・山本信也氏の協力を得たものである。 br> |
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参考文献 |
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