登録/更新年月日:2009(平成21)年2月13日 |
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交流学習とは、異なった地域や異なった世代間で、相互に直接的に触れ合ったり、間接的にインターネットなどを通して情報を交換したりしながら、互いの学習を成立させ、互いを理解する方法を言う。なお、呼称が類似している交流教育(交流学習と称することもある)は、特別支援学級と健常児の学級との交流をさすが、本稿には、これを含まない。 交流学習を分類する際には、交流の主体、目的を基準にすることができる。 ア)交流の主体―個人、小グループ、組織(学校、地域)などを考えることができるが、交流はもともと相互性を前提とした概念であるから、分類はこれらの組み合わせをふくむことになる。 イ)交流の目標と目的―交流の目標は2つ大別される。まずは青少年の発達的な体験として、かってはおのずと体験してきた、世代間、地域内の交流が時代を追って希薄化してきているので、これを補うことである。これは、主として直接的な交流で行われる。 これに対して、現代社会が求める新たな交流は、異文化、異地域間の交流であり、コンピュータ・ネットワークの全世界的な発展がそれを可能にした。 それのみでなく、子どもたちの将来に渉って不可欠な体験である。 前者の具体的な学習目的は、異世代、異文化間の相互理解のあり方、共通感情の育成や、それをとおして、職業的生活の場の段階的理解が挙げられる。 後者の具体的な目的は、情報活用の能力の育成、異文化間のコミュニケーション能力の育成などである。 br> |
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参考文献 |
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