登録/更新年月日:2013(平成25)年12月26日 |
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学芸員の養成について、平成8(1996)年の生涯学習審議会社会教育分科審議会報告「社会教育主事、学芸員及び司書の養成、研修等の改善方策について」の中で言及されたように、学芸員の知識や技術を高めることの必要性が指摘され続けている。 平成18(2006)年に文部科学省内に設置された「これからの博物館の在り方に関する検討協力者会議」は、平成19(2007)年6月に「新しい時代の博物館制度の在り方について」を示し、現状の問題点として、大学の養成課程の改善と、現職学芸員の資質向上のための取組の必要性が指摘されている。そこでは、これからの学芸員には、資料に関する研究能力(知識や技術)や、コミュニケーション能力の向上(来館者を含む住民とのコミュニケーションや、コミュニケーションを通した地域課題の把握や解決が想定されている)が必要だと指摘されている。また、同協力者会議が平成21(2009)年2月に示した「学芸員養成の充実方策について」では、大学における学芸員養成教育は、「博物館のよき理解者・支援者の養成の場」ではなく「学芸員として必要な専門的な知識・技術を身に付けるための入口」であるとして、汎用性のある基礎的な知識=museum basicsの習得を主たる目的として位置付けている。 br> |
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参考文献 |
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