生涯学習研究e事典
 
登録/更新年月日:2006(平成18)年1月27日
 
 

さわやかちば県民プラザの東葛飾文化祭in県民プラザ (さわやかちばけんみんぷらざのとうかつぶんかさいいんけんみんぷらざ)

East Katsushika cultural festival IN prefectural people plaza
キーワード : 事業概要、事業内容、事業経緯
矢野敬夫(やのたかお)
1.事業概要
  
 
 
 
  【施設概要】
 さわやかちば県民プラザ(以下、県民プラザという。)は平成8(1996)年11月に生涯学習の推進を図るための「生涯学習センター」、男女共同参画社会推進のための「女性センター」、参加型芸術文化活動促進のための「芸術文化センター」の3つの機能を持つ県立の複合施設として千葉県柏市に設立された。県民プラザの位置する柏の葉地区は県立の柏の葉公園や柏の葉総合競技場、国立がんセンター東病院、東京大学や千葉大学、東葛テクノプラザ、科学警察研究所などの高等教育機関や研究機関など、特色ある公的機関等が数多く隣接している。また,平成17(2005)年8月にはつくばエクスプレスが開通し、新市街地や商業施設の整備が進み活気ある地域となっている。
【事業概要】
1)地域の特性
 千葉県北西部の東葛飾地域は9市(船橋、松戸、市川、柏、浦安、野田、流山、我孫子、鎌ヶ谷)で260万人(平成17(2005)年8月末現在)が住み、横浜に次ぐ全国第2の人口を有する地域である。ただし、ここで言う東葛飾地域とは北部の松戸、柏、野田、流山、我孫子、鎌ヶ谷の6市であり、ここには140万人以上が住んでいる。この地域は高度経済成長期に東京のベットタウンとして急激に人口が増加した地域であり、地縁・血縁関係が稀薄な地域でもある。また,首都圏の特徴として、全国から人が集まり様々な文化を受け継ぎ受容する環境が有り活気に満ちている半面、世代構成において50代周辺が多く2020年頃にはわが国でも有数の高齢化地域になる可能性が高い。
2)文化祭開催経緯
 東葛飾地域には、約2400を越える文化団体が存在し独自の活動を行っている。地域の特性として各市ごとの文化団体相互の結びつきが弱く,また各市の文化団体交流会も少なかった。そこで,1996年千葉県の生涯学習センター(さわやかちば県民プラザ)が柏市に設立され,翌年千葉県文化祭が県民プラザを会場として開催されたことをきっかけに東葛飾地域の文化団体交流会が行われるようになった。
3)文化祭開催趣旨
ア.東葛飾地域の文化団体相互の親睦、交流を図り、芸術文化活動の促進の場とする。
イ.東葛飾地域各市の各種文化団体による日頃の文化活動の成果を発表し、東葛飾地域文化の振興と生涯学習の推進に寄与する。
 この目的を達成するために、東葛飾文化祭in県民プラザ運営委員会という組織を立ち上げた。
4)組織概要
ア.6市の社会教育課等から推薦された文化団体代表者で構成される運営委員会
イ.各市持ち回りで運営委員長を選出し当番市を中心とした事務局
ウ.文化祭出演、参加団体の代表者(実行委員)で構成される実行委員会
エ.部門ごとに選ばれた代表者で構成される部門会
オ.さわやかちば県民プラザが会場確保及び会議等の案内を事務局と共同で企画
 
 
 
  参考文献
 
 
 
 
  



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