生涯学習研究e事典
 
登録/更新年月日:2006(平成18)年1月27日
 
 

千葉県生涯学習情報提供システム『ちばりすネット』 (ちばけんしょうがいがくしゅうじょうほうていきょうしすてむ『ちばりすねっと』)

Chiba lifelong learning information system "Chiba L..I.S. net"
キーワード : さわやかちば県民プラザ、生涯学習情報、千葉県生涯学習情報提供システム、ちばりすネット、インターネット
金田一幸(かねだかづゆき)
1.千葉県生涯学習情報提供システムの成り立ち
  
 
 
 
   さわやかちば県民プラザは平成8(1996)年11月に生涯学習の推進を図るための「生涯学習センター」、男女共同参画社会推進のための「女性センター」、参加型芸術文化活動促進のための「芸術文化センター」の3つの機能を持つ県立の複合施設として千葉県柏市に設立された。
 さわやかちば県民プラザの位置する柏の葉地区は県立の柏の葉公園や柏の葉総合競技場、国立がんセンター東病院、東京大学や千葉大学、東葛テクノプラザ、科学警察研究所などの高等教育機関や研究機関など、特色ある公的機関等が数多く隣接している。また、平成17年8月にはつくばエクスプレスが開通し、新市街地や商業施設の整備が進む、活力あふれる地域となっている。
 千葉県生涯学習情報提供システムは、当事業所が開所した平成8年11月から稼動しており、県及び各市町村の生涯学習施設等から得られた生涯学習情報をさわやかちば県民プラザ内で一元管理し、千葉県民に提供している。
 当初は、県立教育機関、市町村教育委員会等に設置された通信端末と当事業所を結んだいわゆるパソコン通信によって情報提供を行っていたが、平成11年4月に情報提供のインターネット化が図られ、県民が自宅のパソコンから学習機会やサークル等の情報を得ることが可能となった。
【第一期 千葉県生涯学習情報提供システム】
 千葉県生涯学習情報提供システムもさわやかちば県民プラザのスタートと同じ、平成8年11月に本格稼働し、学習機会情報を始めとする9分野の情報を、専用の「県民端末」「職員端末」で提供した。また「県民端末」及び「職員端末」の利用には事前の申請を必要とした。「県民端末」「職員端末」はそれぞれ検索方法と提供する情報の区分が異なり、
1)「県民端末」
 ・公共機関等に設置し一般開放を目的とした検索専用端末。
 ・タッチパネルを使用し、キーボード操作ができなくても情報を検索できる。
 ・人材・指導者情報 教材情報 学習プログラムは提供しない。
 ・利用には専用ソフトのインストールが必要で、他のアプリケーションソフトとの併用は不可。
 ・センターと各端末はパソコン通信で接続され、通信は1日1回のデータダウンロードのみ行われる。
2)「職員端末」
 ・生涯学習関連機関の職員を対象にした、検索及び入力が可能な端末。
 ・9分野全ての情報が検索可能。
 ・条件を細かく指定することで、より詳しい検索が可能。
 ・利用には専用ソフトのインストールが必要。他のアプリケーションソフトとの併用は可。
 ・センターと各端末はパソコン通信で接続され、センターと通信したままで作業行う。
【第二期 千葉県生涯学習情報提供システム】
 平成11年4月、さわやかちば県民プラザのホームページ開設に伴い、「県民端末」と同様の検索用プログラムを持つ「インターネット」での情報提供を開始し、「県民端末」「職員端末」「インターネット」の3種類の情報提供方法を持った。
3)「インターネット」
 ・さわやかちば県民プラザのホームページから情報検索できるようにした。
 ・インターネットが利用できる環境であれば、誰でも利用できる。
 ・人材・指導者情報 相談窓口情報 学習プログラム情報は提供しない。
 
 
 
  参考文献
http://www.clis.ne.jp/index.htm
 
 
 
 
  



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