登録/更新年月日:2008(平成20)年12月10日 |
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【各地における地域安全課題への取り組み】 平成15(2003)年10月「東京都安全・安心まちづくり条例」が施行されたことに伴い、自治体、事業者、地域住民の防犯に関する意識が一段と高まり、各地で、地域住民等による防犯パトロール等の自主的な防犯活動が活発に展開され、地域の犯罪抑止に大きな成果が表れてきている。にもかかわらず、悲惨な事件は絶えない。子どもたち等を狙った悲惨で深刻な事件、犯罪が各地で起きている。地域の犯罪抑止力や地域教育力を高める効果を励みとして、注意が必要な場所や危険と思われる場所など、地域に潜む危険を見極めながら、随時、パトロールしている。 【地域活動の実施】 平成19(2007)年7月から20(2008)年3月、調布市国領町自治連合会として、「平成19年度東京都地域の底力再生事業助成金」による地域の安全安心パトロール活動を実施した。 東京都では、かつて存在した地域住民のつながり、地域の課題を解決する力の再生を目指して、地域の担い手である町内会・自治会が行う様々な事業に対して支援することとし、地域において多用な主体が関わる豊な「公(おおやけ)」の実現に向けて「地域の底力再生事業助成」事業を実施している。 平成19(2007)年4月に自治連合会の呼びかけによる安全・安心パトロール隊の出発式を実施、以後、この活動を定着化させ、PTA,老人クラブ、自衛消防団などの地域団体や警察、消防機関との連携を図り、より多くの住民参加による活動に展開し、地域力を盛り上げていくことを目的として、東京都地域の底力再生事業助成事業への申請を行い、その交付認定を受け実施した。 実施事業名は「地域の安全安心パトロール活動」 〜安全で安心な地域社会のために〜、事業実施分野は、防犯・防災及び交通安全である。 事業実施内容は、1)継続してパトロール活動を行える体制整備に取り組み、防犯用品の拡充と関連機関・団体・地域住民参加によるパトロールの実施、2)連合会を構成する各自治会役員、防犯担当、地域住民を対象に防犯についての座談会を、警察署、市役所の協力を得て実施、3)災害時の助け合いネットワークの構築を目ざして、地域の詳細なマップづくりに着手、である。 【知の循環型社会への取り組み】 地域社会を十分に理解する姿勢を保持し、地域に根ざした活動に参画し、その過程を通じて多様な役割を発揮し、生涯学習成果を地域社会の課題解決に還元していく実践の積み重ねが、地域の人々の笑顔輝く、安全、安心な生涯学習社会の実現につながっていく。これらのプロセスをスパイラル的に循環させていくことが真の具体的な実践であり、この実践が学習者自身の貴重な体験学習にも還元され、地域教育力のさらなる向上にも寄与することとなり、地域社会の一層の活性化・発展に還元されていく。 br> |
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参考文献 |
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