生涯学習研究e事典
 
登録/更新年月日:2013(平成25)年12月23日
 
 

北海道家庭教育サポート企業等制度 (ほっかいどうかていきょういくさぽーときぎょうとうせいど)

キーワード : 社会教育行政と企業等との連携、家庭教育支援
濱中昌志(はまなかまさし)
2.取り組み事例
  
 
 
 
  北海道士別市 橋建設株式会社の事例
(1)活動のきっかけ
 橋建設は従業員19人の士別市の建築業社である。社会教育主事から、サポート企業制度の紹介を受け、平成19(2007)年に制度に締結。従業員が元気に働くことが会社のためになると考え、参加することになった。
(2)具体的な活動
・従業員に対して「早ね早おき朝ごはん飯運動」を積極的に奨励している。
・上川管内家庭教育サポート企業ネットワーク「上川23ネット」をリードし、子育て中の若い親、そして子どもたちの未来のため、子どもの生活習慣の向上や、安心安全の確保に向けた活動を行っている。「上川23ネット」の具体的な活動として、「早ね早おき朝ごはん飯運動」のCDを購入し、町内の保育園に寄贈した。また、この活動を推進するために地元の各企業と連携し、各社の強みを生かしながら、地域の家庭教育に貢献している。(例:ホテル、旅館→朝ごはん教室、寝具店→枕づくり教室、書店→生活リズムの本を寄贈、建設業→ファミリー川柳)
 なお、本制度の詳しい内容や事例等は以下のホームページで見ることができる。
http://wa.manabi.pref.hokkaido.jp/dokyoi/sgg/support/index.htm
 
 
 
  参考文献
・「平成24年度企業とボランティアに関する調査研究」(国立教育政策研究所社会教育実践研究センター)
 
 
 
 
  



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