生涯学習研究e事典
 
登録/更新年月日:2006(平成18)年1月27日
 
 

さわやかちば県民プラザのボランティア活動の推進 (さわやかちばけんみんぷらざのぼらんてぃあかつどうのすいしん)

promotion of volunteer work in Sawayaka Chiba Kenmin Plaza
キーワード : 千葉県体験活動ボランティア活動支援センター、ボランティアコーディネーター、施設ボランティア、まなびボランティアセンターちば
田根洋(たねひろし)
1.千葉県体験活動ボランティア活動支援センターの事業運営
  
 
 
 
  【さわやかちば県民プラザの概要】
 さわやかちば県民プラザは平成8(1996)年11月に生涯学習の推進を図るための「生涯学習センター」、男女共同参画社会推進のための「女性センター」、参加型芸術文化活動促進のための「芸術文化センター」の3つの機能を持つ県立の複合施設として千葉県柏市に設立された。
 さわやかちば県民プラザの位置する柏の葉地区は県立の柏の葉公園や柏の葉総合競技場、国立がんセンター東病院、東京大学や千葉大学、東葛テクノプラザ、科学警察研究所などの特色ある公的機関等が数多く隣接している。また、平成17(2005)年8月には東京の秋葉原と茨城県のつくば研究学園都市を結ぶ「つくばエクスプレス」が開通し、柏の葉キャンパス駅を中心とした新市街地や商業施設の整備が進む、活力あふれる地域となっている。
【まなびボランティアセンターから千葉県体験活動ボランティア活動支援センターへ】
 平成6(1994)年9月、生涯学習ボランティア活動の一層の推進・充実を図るため、千葉県北部の東葛飾地域(市川市・船橋市・浦安市・松戸市・柏市・流山市・野田市・鎌ヶ谷市・我孫子市・沼南町・関宿町)の実情と特性を生かした「生涯学習ボランティアセンター」が「県立流山青年の家」に開設された。その後、平成11(1999)年4月には「さわやかちば県民プラザ内」へ移設され、名称もそれまでの「まなびボランティアセンター東葛」から県内全域を対象とするため「まなびボランティアセンターちば」と改称した。さらに、平成14(2002)年度より学校内外を通じた奉仕活動・体験活動の機会を充実するために、国の新規事業を活用して、「まなびボランティアセンターちば」に「青少年体験活動等支援センター」の機能を持たせ「千葉県体験活動ボランティア活動支援センター」が設置された。
 支援センターでは従来のボランティア活動支援に加え、「総合的な学習の時間」等の学習活動や週末等の地域における体験活動などを支援するため、活動の場や指導者の情報提供・相談,活動先とのコーディネート等を行うとともに、広域的な幅広い活動の情報収集を行うこととした。
【千葉県体験活動ボランティア活動支援センターの具体的な事業運営】
1) 人員計画
 ボランティアコーディネーター3名、さわやかちば県民プラザ普及課職員3名、計6名
2) 開所日
 毎週火・木・土曜日9:00〜17:00(さわやかちば県民プラザ休所日は除く)
 学生長期休業月(7月・8月・12月・2月・3月)は日曜日も開所する。
3) 業務
ア.相談事業 
 活動希望者及び活動の場の提供者ならびに活動希望者の人材バンクへの登録
イ.普及・啓発事業
 交流会の企画・運営およびフェスティバルの企画・運営補助
ウ.情報収集・発信事業
 ホームページの作成および広報誌の発行および県内15市町村支援センターとの連携
 
 
 
  参考文献
 
 
 
 
  



『生涯学習研究e事典』の使用にあたっては、必ず使用許諾条件をご参照ください。
<トップページへ戻る
 
       
Copyright(c)2005,日本生涯教育学会.Allrights reserved.