登録/更新年月日:2013(平成25)年11月28日 |
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【親学ファシリテーターの養成】 親学ファシリテーターとは、親学プログラムを進行する学習支援者(進行役)のことである。 同センターでは、平成22(2010)年度から平成24(2012)年度まで、親学ファシリテーター養成講座を2日間の日程で年間に数回実施し、この3年間で274人の親学ファシリテーターを養成してきた。さらに養成講座修了者を対象としたフォローアップのための研修も開催している。現在では島根県の全ての市町村に親学ファシリテーターが存在し、各地域で開催される同プログラムを活用した学習講座で活躍している。親学ファシリテーターの職種は、公民館職員、保育士、幼稚園教員、小学校教員、地域コーディネーター、NPO・地域活動団体、教育委員会等行政職員等多岐にわたっている。さらに、他部局との連携が進み、社会福祉協議会職員、保健師、警察署職員、病院職員等が親学ファシリテーターになるケースも見られる。 【「親学プログラム」の活用】 県内各地の保育所・幼稚園・小中学校での保護者会・PTA研修、市町村・県主催の事業、公民館での家庭教育学級等、様々な場面や機会で同プログラムを活用した学習講座が行われてきている。平成23(2011)年度の同プログラムの講座開催は118回、参加者は3,562人であったが、平成24年(2012)度には講座開催216回、参加者6,217人にのぼりほぼ倍増している。講座の進行は、同センターで養成された親学ファシリテーターが務める。講座の開催数及び参加者数の増加は、親学ファシリテーターの養成数が増えたことはもとより、家庭教育支援に関わる関係者に同プログラムが周知されてきたこと、そして各地域における家庭教育支援の気運が醸成されてきていることを表している。 br> |
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参考文献 ・島根県教育庁社会教育課「平成25年度社会教育行政の方針と事業」平成25年4月 ・島根県立東部・西部社会教育研修センター「しまねの社会教育だよりvol12」平成24年12月 ・島根県立東部・西部社会教育研修センター「しまね学習支援プログラム 家庭教育支援を行う人のための親学プログラム」平成24年3月 ・島根県立東部社会教育研修センター「しまね学習支援プログラム『親学プログラム』活用の手引き」平成25年4月 ・「月刊 生涯学習」第3号、国政情報センター発行、文部科学省編集協力、平成22年2月 |
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