登録/更新年月日:2006(平成18)年1月27日 |
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平成17年度高校生のためのボランティア体験講座 【生徒の活動報告について】 本講座の受講生徒数は50名であり、この「高校生のためのボランティア体験講座」の受講により、ボランティアに対する考え方やボランティアの大切さを理解することができた。以下は、感想文からである。 ・子どもとの接し方の講座内容がためになり、保育園での活動に役立ちました。 ・講座の中で「自分で良いことをしたと思ってもそれは関係ない、活動内容の良し悪しを決めるのは相手が感謝してくれたかどうかだ」という言葉にボランティアの大切さがあるとわかった。 ・講座の中で、初めて車椅子にのることができたのはとてもよい経験になった。椅子に乗った回りの状況がこんなにも違うことに驚いた。 ・この講座でたくさんの貴重な体験をすることができた。将来、福祉の職業を目指しているのでとても役立った。 ・この講座で同じ夢を持っている人と仲良くなることができたのがよかった。 ・ボランティアを始めるまでは難しいことだと思っていたが、自分のやってみようという意志があればいつでも始められることがわかった。 ・今回、この講座に参加したことで、自分の将来を深く考えることができた。今まで考えてきた進路を変更し、福祉に関する仕事を目指していきたいと思う。 この他にも、講座を受講することにより今までの自分とは違ったものの見方や考え方ができたり自分の将来についてもう一度見直すことができたりといった感想がたくさん見られた。 【ボランティア活動実施証明書について】 講座参加者一人ひとりに、「ボランティア活動実施証明書」を発行している。表面には、実施を証明する文言を、裏面には受講内容及び実施時間が記入してある。単位認定校では、この証明書がその根拠となる。 【単位認定について】 本講座を受講した生徒が各高等学校で単位認定を受ける数が増加の傾向にある。参加高校の担当教員にアンケートを実施したところ、15校中、「単位として認定する」は7校、「来年度より認定する」は1校、「現在検討中」は2校、「認定しない」は5校である。各高等学校に本講座の趣旨を理解していただき、さらに単位認定高等学校が増えることを願っている。 【ボランティア活動先について】 ボランティア活動先は福祉分野と保育分野に集中してしまう傾向があるため、環境ボランティア活動の紹介を取り入れたが、実際に環境関係のボランティアに取り組んだ生徒はいなかった。今後は、さまざまな分野のボランティアに目を向けられるよう講座の内容を検討していきたい。 br> |
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参考文献 |
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