生涯学習研究e事典
 
登録/更新年月日:2008(平成20)年1月2日
 
 

至福なる食育の時代 (しふくなるしょくいくのじだい)

キーワード : 生涯学習推進
文珠川雅士(もんじゅがわまさし)
2.「ほうとう手打ちうどん」の作りかた
  
 
 
 
  ・・(中国読み)(日本読み)
餺飩:はくたく→ほうとうの由来
 この料理は、今から約1,000年前の平安時代に中国から日本に伝わったとされている。文献によると、「枕草子」にもこの「ほうとう」の記述が残っており、平安時代には日常の食生活のなかでたいへんな人気料理であった。
 伝説によると、甲斐(現在の山梨県)の武将、武田信玄が兵糧食として用いたとして、今もこの地方の郷土料理として有名である。
 日本は、うどん、そば、そうめん、中華麺、スパゲッティ等いまや麺類王国である。
 今日は、皆さんとご一緒に手打ちうどんの源流をたどりながら、その美味の世界にひたってみたいと思います。
【手打ちほうとうの作り方】
1)家庭にあるボールに、小麦粉(中力粉1kg=10人分)を入れ、10%の食塩水(500cc)を少しずつ注ぎながら混ぜ合わせる。
2)体重を乗せるようにして手で充分こねる。
3)うどん生地をビニール袋に入れて1時間ほどねかせる。
4)再び手でこねる。
5)麺棒(ケーキ棒でも可)で均一に伸ばす。たっぷり打ち粉をし、麺棒に巻きつけて前後に転がして伸ばす。
6)適当な厚さに伸ばしたら折りたたみ、4〜5ミリあるいは10ミリ幅に切る。
7)具は、豚の小間切れ肉、油揚げ、椎茸、しめじ、かぼちゃ、里芋、ネギ、ごぼうの笹がき等を入れ、味噌仕立てのたっぷりした汁で煮こむ。
8)これに、先程の麺をほぐしながら入れる。汁が、沸騰してきたら椀に盛って食する。
 
 
 
  参考文献
 
 
 
 
  



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