登録/更新年月日:2019年1月19日
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1.高齢者体力つくり支援事業開設の背景 内閣府が発行した平成24年版高齢社会白書によると2050年、日本の総人口における38.8%約2.6人に1人が65歳以上になり、さらに75歳以上の人口比率は24.6%になると推計されている。約4人に1人が後期高齢者の社会になる。このような状況の中、元気で自立した高齢社会をめざすために文部科学省では高齢者体力つくり支援事業を行うこととなった。 |
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(参考文献) ・内閣府『平成24年版高齢社会白書』2012年 |
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2.説明 公益財団法人日本レクリエーション協会は文部科学省委託「高齢者の体力つくり支援事業」のひとつとして「ニューエルダー元気塾」の事業を展開している。ここで言う「ニューエルダー」とは高齢層のうち団塊の世代を中心に、新しい価値観やライフスタイルを持った人々である。ニューエルダー元気塾は、この人々を対象に、スポーツ・レクリエーションなどの体験を通じ、生きがいを持ち、健康で豊かな人生を過ごすためのきっかけつくりの場である。 |
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(参考文献) ・日本レクリエーション協会『ニューエルダー元気塾BOOK』2015年 |
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3.事例 A市主催の「カラダが喜ぶ!65歳からはじめる元気づくりニューエルダー元気塾」の事例を取り上げ、主なプログラムを紹介する。 第1回目:オリエンテーションとレク式体力チェック 第2回目:カラダについての講義と筋力アップ体操 第3回目:能力アップレクリエーションとスマート・スポーツ「ペタンク」 第4回目:健口講話(口腔の衛生講話)とスマート・スポーツ「ボッチャ」 第5回目:レク式体力チェックとしゃべり場(参加者同士で今後について話し合う) |
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(参考文献) ・水谷和孝「高齢者体力つくり支援事業「ニューエルダー元気塾」に関する一考察 -情動の変化を中心に‐」日本生涯教育学会論集第38号、2017年 |
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